予防接種の副反応

いつ受けたらいいのか気になる赤ちゃんの予防接種。予防接種の種類やスケジュールの立て方、上手な受け方など解説しています。
予防接種の副反応

予防接種の副反応について、共通して認識しておきたいことは、接種後30分は接種した会場、あるいは医院で赤ちゃんの様子をみることです。急激に起こる副反応(アナフェラキーショック)は接種後比較的すぐに発生することが多く、予防接種を行った医師が直ちに対応できる環境にいることが大切です。帰宅後、接種を受けたところや受けた側のリンパ節が大きく腫れたり、高熱などの症状が現れたら、かかりつけのお医者さんを受診してください。

【それぞれの予防接種の副反応について】

■ ポリオ
接種後4日~35日くらいで軽い風邪に似た症状や麻痺が起こることがありますが、100万人に1人くらいの確率です。

■ BCG
稀に、接種を受けたほうのリンパ節が腫れることがあります。

■ 三種混合
副反応はほとんど見られませんが、注射の跡が腫れたり、硬くなったりします。肩からひじまで大きく腫れることもあり、3、4日で腫れは引きますがひどいときは受診してください。

■ はしか
2割程度に摂取後7日~10日で軽いはしかに似た症状が現れます、1日~3日で治癒。わずかですが熱誠痙攣を起こしてしまうことがあり、さらに極めて稀に脳炎を起してしまうこともあります。

■ 風疹
軽い発熱や発疹、リンパ節の腫れが見られることもありますが、重い副反応はほとんど見られません。

■ おたふくかぜ
2~3週間後に軽い耳下腺の腫れや発熱、咳や鼻づまりが起きることがあります。2~4週間後に無菌性髄膜炎を起こすこともありますが、症状は軽く後遺症もほとんど見られません

■ 水疱瘡
1~3週間後に発熱や発疹が軽く現れることがありますが、速やかに治ります。

■ インフルエンザ
接種した跡が赤く腫れる程度で、目立った副反応は見られません。卵アレルギーの人はアレルギーによる副反応があるので注意してください。

■ 日本脳炎
急性散在性脳脊髄炎という重い副反応が起きることがあり、現在、安全なワクチンを国が開発研究を進めています。

赤ちゃんの予防接種ガイド 新着情報

赤ちゃんが生まれて3ヵ月、そろそろ予防接種が始まる頃です。市町村からの通知や母子手帳にも記載されているように、

予防接種についてご紹介します。赤ちゃんはたくさんの予防接種を受けるよう勧められています。しかし、予防接種は、重い病気の免疫を作るためと言いながらも、弱いウィルスを赤ちゃんの体の中に注射しているのです。まだ生まれたばかりの、こんなに小さな体の中に、そして接種の間隔がばらばらなので集団接種の時に体調が悪かったりしたらどうしたらよいのでしょか?

特に第一子の赤ちゃんを育てているお母さんにとって、予防注射はとても緊張感をかき立てるものです。そもそも、予防接種は何のためにおこなうのでしょうか。まず赤ちゃんを危険な病気から守るためです。予防接種をすることで、赤ちゃんの体の中に、その病気に対する免疫ができますので、一生その病気にかからないで済むか、あるいはかかってしまっても、ごく軽く済むことがほとんどです。それから予防接種の対象となる病気は強い感染力を持つものが多いため、一人が感染することによってどんどん広がってしまう場合があります。

そのため流行を防ぎ社会を感染症から守るという目的もあります。私たちが成長する過程において、赤ちゃんが受ける予防接種の対象となる病気(結核、ポリオ、百日ぜき、破傷風、ジフテリアなど)などは、あまり身近に存在するものではなかったでしょう。それらはかつて日本や世界で流行し、たくさんの犠牲者を出した病気なのです。かかってしまうと、治療のすべもなく死に至ってしまうことも珍しくはなかった病気なのです。