予防接種は、病気に対する免疫をつけるために抗原物質であるワクチンを投与することです。投与するワクチンによって、病原体の感染を防ぐことができたり、症状を和らげたりすることができます。予防接種は、伝染病を抑止するためにも最も効果的です。そしてコストパフォーマンスの高い方法だと考えられています。予防接種で投与される物質は、どのようなものなのでしょうか。
予防接種で投与されるものは生きているが毒性を弱めた状態の病原体です。そういったものもありますし死んでしまったり不活性化された状態の病原体の場合もあります。またタンパク質などの精製物質の場合もあります。人間が、故意に別種の感染を受けることによって病気を軽減しようとした初めての例は、天然痘です。天然痘の種痘は、紀元前200年以前に中国かインドで始まりました。
1718年にメアリー・ワートリー・モンターギュは、症状の軽い天然痘から採取した液体を接種させているトルコ人の習慣について書きました、また自らの子供にたいして同じような接種を施しています。イギリスの医師であるエドワード・ジェンナーの場合は、牛痘ワクチンを人間の天然痘に対する免疫生成に利用できるのかどうかに関して、1796年までの数年間で少なくとも6人に試験を行っています。
日本脳炎の予防接種は最近では、受けないという選択をするかたもでてきています。日本脳炎は、国内でどのくらい発生しているのでしょうか。近年においては日本脳炎の患者は年間数名のようです。そして、おもに中高齢者が発症しているようです。 しかし、平成18年9月に熊本県において、小児(3歳児)での発生が報告されました。
そして、平成19年3月には広島県(発病は平成18年で推定感染地域は茨城県)において、19歳での発生が報告されています。日本脳炎の発生は地域によって大きく異なるという話があります。それは本当のことでしょうか。まず、発生状況は地域によって、大きく異なるようです。過去10年間(平成11年から平成20年10月)に58件の発症があったそうです。
そのうち大部分は、九州・沖縄地方(38%)及び中国・四国地方(40%)で発症しています。北海道(0件)、東北(0件)、関東(3件)甲信越(2件)地方における発症は非常にまれだということです。詳しい地域別の情報については、国立感染症研究所感染症情報センターのホームページをみてみると確認することができます。
日本脳炎とは、一体どのような病気なのでしょうか。そrへあ日本脳炎ウイルスの感染によっておこる中枢神経(脳や脊髄など)の疾患で、ヒトからヒトへの感染はなくて、ブタなどの動物の体内でウイルスが増殖されてから後、そのブタを刺したコガタアカイエカなど水田等に発生する蚊の一種がヒトを刺すことによって感染してしまいます。
日本脳炎は東アジアや南アジアにかけて広く分布する病気です。日本脳炎の症状はどのようなものかというと、ウイルスを持つ蚊に刺されてしまい、感染したあとも症状なく経過する(不顕性感染)場合がほとんどです。しかし、過去には、100人から1000人の感染者の中で1人が発病するというように報告されています。
症状が出る場合は、6~16日間の潜伏期間を経た後に、数日間の高熱や頭痛、嘔吐などで発病してしまい引き続き急激に光への過敏症になったり意識障害やけいれん等の中枢神経系障害(脳の障害)を生じることにあんります。大くの方は、無症状に終わるようですが、脳炎を発症した場合には20~40%が死亡に至る病気といわれています。そして幼少児や高齢者の場合は死亡の危険は大きくなっています。
予防接種で赤ちゃんを病気から守ってあげましょう。赤ちゃんを連れて病院までいくということはとても大変なことですよね。予防接種をした後に赤ちゃんに大泣きされたり、せっかく来ても熱があって接種できなかったりすることもあります。お母さんは苦労の連続です。そのため予防接種を敬遠するお母さんもいるのです。
しかしも、予防接種は赤ちゃんを病気から守るための大切な手段なのです。予防接種を受けずにいれば、将来その病気にかかることがあるかもしれません。ひどいときには合併症を引き起こしてしまい重い障害を負ったり、最悪の場合は命を落とすこともあります。また、周りの人に病気をうつすことによtって社会全体に迷惑をかけることもありえます。
副反応について心配するお母さんもいますが、ひどい副反応が出る確率と接種しないで病気にかかる確率とを比べたら、予防接種を受けたほうがはるかにリスクは少ないのです。また、かかりつけ医で受ければ、万が一のときであっても普段のお子さんの状態を踏まえて対応してもらうこともできます。赤ちゃんのためにもそして社会のためにも、かかりつけの病院で予防接種を受けるようにしましょう。