インフルエンザワクチンを予防接種していたからと言っても、インフルエンザに感染しないわけではありません。インフルエンザワクチンの予防接種は感染防止と流行の阻止の効果については期待できないのです。メリットはあくまでもかかってしまった場合の発症をどれだけ防ぐことができて、症状をどれだけ軽く抑えることができるのかという点です。
この点を誤解しないようにしておきましょう。インフルエンザワクチンの予防接種方法についてですが現時点では、13歳以上の場合には新型インフルエンザは2回です。そして、季節性インフルエンザは1回予防接種を行う必要があるといわれています。新型であっても1回の予防接種で効果があるという報告もあります。
子どもの場合には、1回の接種量が少なくて抗体ができにくいため、原則として2回の接種が必要となります。1歳未満は0.1mlで1~6歳未満は0.2ml、6~13歳未満の場合は0.3mlとなっています。そして、1~4週の間隔でワクチンの接種をおこないます。できれば抗体を上げるためには、3~4週空けて接種する方がいいでしょう。
赤ちゃんが生まれて3ヵ月、そろそろ予防接種が始まる頃です。市町村からの通知や母子手帳にも記載されているように、
予防接種についてご紹介します。赤ちゃんはたくさんの予防接種を受けるよう勧められています。しかし、予防接種は、重い病気の免疫を作るためと言いながらも、弱いウィルスを赤ちゃんの体の中に注射しているのです。まだ生まれたばかりの、こんなに小さな体の中に、そして接種の間隔がばらばらなので集団接種の時に体調が悪かったりしたらどうしたらよいのでしょか?
特に第一子の赤ちゃんを育てているお母さんにとって、予防注射はとても緊張感をかき立てるものです。そもそも、予防接種は何のためにおこなうのでしょうか。まず赤ちゃんを危険な病気から守るためです。予防接種をすることで、赤ちゃんの体の中に、その病気に対する免疫ができますので、一生その病気にかからないで済むか、あるいはかかってしまっても、ごく軽く済むことがほとんどです。それから予防接種の対象となる病気は強い感染力を持つものが多いため、一人が感染することによってどんどん広がってしまう場合があります。
そのため流行を防ぎ社会を感染症から守るという目的もあります。私たちが成長する過程において、赤ちゃんが受ける予防接種の対象となる病気(結核、ポリオ、百日ぜき、破傷風、ジフテリアなど)などは、あまり身近に存在するものではなかったでしょう。それらはかつて日本や世界で流行し、たくさんの犠牲者を出した病気なのです。かかってしまうと、治療のすべもなく死に至ってしまうことも珍しくはなかった病気なのです。