予防接種の料金

予防接種の料金

予防接種の料金は、一般的な医療費と違って各医院や診療所によって違います。予防接種は保険診療ではないため、それぞれの医院や診療所で適正価格を決めているのです。医師会や話し合いで共通の料金を設定することは、独占禁止法によって禁止されているのでできません。料金設定にはワクチンの購入費、接種前の診療費、注射の手数料、注射器代などの消耗品代が含まれます。

 

医院によって料金に違いがあるのは、接種前の診察の捉え方がそれぞれ違うことが大きな要因であると考えられます。しかし、ほかの医院と比べて安く料金を設定しているからといって、いい加減な余診をすることは禁止されています。きちんとした診察の後、予防接種が可能であるかを判断することが医師には義務付けられているからです。年齢が小さいほどにリスクは大きくなることから、小児であるほどに診察は丁寧に行う必要があり、その診察費が予防接種の料金に反映されてきます。

 

予防接種はどこで受けても予防効果に変わりありません。かかりつけのお医者さんで受けるのがもっとも望ましいと考えられますが、あまり料金に違いがある場合、考慮するに値することでしょう。

 

とはいえ、定期接種とされている、ポリオ、BCG、三種混合、麻疹・風疹、加えて日本脳炎に関しては、法律で定められた年齢の期間内であれば無料で受けることができます。また、その期間を外れてしまい有料となってしまっても、自治体が補助を出しているところもありますから、まず、居住する自治体の予防接種情報をきちんと把握することです。有料で接種を受けると、とても無料で受けられたものとは思えないほどに高額な料金を支払うこととなりますから、気をつけましょう。