予防接種新着情報

日本脳炎についてご紹介したいとおもいます。日本脳炎とは、いったいどのような病気なのでしょうか。日本脳炎は、日本脳炎ウイルスの感染によりおこる中枢神経(脳や脊髄など)の疾患のことです。ヒトからヒトへの感染はなくて、ブタなどの動物の体内でウイルスが増殖された後に、そのブタを刺したコガタアカイエカという水田などに発生する蚊の一種がヒトを刺すことによって感染してしまいます。

 

日本脳炎は東アジアや南アジアにかけて広く分布している病気です。日本脳炎の症状はどのようなものかというとウイルスを持っている蚊に刺されたあとも症状がなくて経過する(不顕性感染)場合がほとんどです。過去には、100人から1,000人の感染者の中で1人が発病すると報告されています。しかし、症状が出るものでは、6か16日間の潜伏期間があります。

 

潜伏期間をすぎた後に数日間の高熱や頭痛、嘔吐などから発病してしまい、引き続いて急激に、光への過敏症や意識障害、神経系障害などの脳の障害を生じてしまいます。このような症状が出る可能性はとても少ないのですが、症状が出た人のうち、約15%のかたが死亡に至る病気といわれています。そして幼少児や老人などの場合は死亡するリスクが大きくなっています。

日本脳炎の患者さんの数は、日本国内でどのくらい発生しているのでしょうか。近年では患者さんの発生は年間数名のようです。おもに中高齢者のかたが発症しているそうです。また日本脳炎は地域によっては感染する心配がきわめて低いという話があるそうです。本当なのでしょうか。日本脳炎は定期の予防接種の対象疾患となっているそうです。

 

しかし、その発生状況などを検討しながら予防接種を行う必要がないと認められる地域を都道府県知事が指定することが可能となっています。このことを踏まえて北海道のほとんどの地域をみると、日本脳炎の予防接種は実施されていないそうです。日本脳炎ワクチンがどのようなワクチンなのか気になりますよね。現行の日本脳炎ワクチンは、日本脳炎ウイルスを感染させたマウス脳内においてウイルスを増殖させていきます。

 

そして高度に精製して、ホルマリンなどをもちいて不活化をしたものだそうです。ワクチンの精製度は極めて高いといわれていますが、極めて微量ですが脳組織成分が残存してしまう可能性もあります。そして不純物が混入するといった可能性は完全には否定できないそうです。日本脳炎のワクチンをうった場合に、一般的な副反応としてあげられるもは発熱や注射部位の腫れや痛みがなどです。また、ごくまれにですが強いアレルギー反応がおこることがあるそうです。

ワクチンで予防可能な疾患にA型肝炎もあります。A型肝炎は、A型肝炎ウイルス(HAV)の感染によって2〜7週間と比較的長い潜伏期間をおえてから発熱や全身倦怠感、食欲不振、悪心・嘔吐、黄疸などの急性肝炎症状を起こす疾患のことです。成人では顕性感染が75〜90%と多いそうです。また小児の場合も不顕性感染が80〜95%と多いそうです。

 

A型肝炎は、患者さんの糞便中に排泄されたHAVによる経口感染が主のようです。衛生環境が未整備な途上国の場合だと10歳までにほぼ100%が感染しています。そして無症状のまま抗体を保有するといわれています。日本の場合は、上下水道の整備とともに感染機会が減少しました。そして50歳未満での抗体陽性者は極めて少なくなっているそうです。

 

A型肝炎は1987年に感染症サーベイランス事業の対象疾患に加えられました。全国にある約500カ所の病院定点からは月単位の報告があり発生動向調査が始まりました。その後の1999年4月の感染症法施行よって、急性ウイルス性肝炎の一部として全数把握疾患となりました。また診断した全ての医師に届け出が義務づけられるようになったそうです。

赤ちゃんが生まれて3ヵ月、そろそろ予防接種が始まる頃です。市町村からの通知や母子手帳にも記載されているように、

 

予防接種についてご紹介します。赤ちゃんはたくさんの予防接種を受けるよう勧められています。しかし、予防接種は、重い病気の免疫を作るためと言いながらも、弱いウィルスを赤ちゃんの体の中に注射しているのです。まだ生まれたばかりの、こんなに小さな体の中に、そして接種の間隔がばらばらなので集団接種の時に体調が悪かったりしたらどうしたらよいのでしょか?

 

特に第一子の赤ちゃんを育てているお母さんにとって、予防注射はとても緊張感をかき立てるものです。そもそも、予防接種は何のためにおこなうのでしょうか。まず赤ちゃんを危険な病気から守るためです。予防接種をすることで、赤ちゃんの体の中に、その病気に対する免疫ができますので、一生その病気にかからないで済むか、あるいはかかってしまっても、ごく軽く済むことがほとんどです。それから予防接種の対象となる病気は強い感染力を持つものが多いため、一人が感染することによってどんどん広がってしまう場合があります。

 

そのため流行を防ぎ社会を感染症から守るという目的もあります。私たちが成長する過程において、赤ちゃんが受ける予防接種の対象となる病気(結核、ポリオ、百日ぜき、破傷風、ジフテリアなど)などは、あまり身近に存在するものではなかったでしょう。それらはかつて日本や世界で流行し、たくさんの犠牲者を出した病気なのです。かかってしまうと、治療のすべもなく死に至ってしまうことも珍しくはなかった病気なのです。

予防接種(vaccination)という言葉が最初に使われたのは1796年でエドワード・ジェンナーによってといわれています。この後にルイ・パスツールが微生物学の先進的な研究によって予防接種の概念をさらに進歩させたそうです。予防接種(Vaccination 「牛」を意味するラテン語vaccaより)の命名の由来ですが、初めのワクチン(vaccine)が牛に感染する牛痘ウイルスであり、天然痘よりも症状が軽くて治りにくく致死性の高い天然痘に対してある程度の免疫をつけることができたためです。

 

種痘の試みに対してみてみると倫理や政治、安全性、そして宗教などをめぐっての論争がありました。それは予防摂取の初期からあったそうです。初期の成功と義務化によって、予防接種は広範囲にわたって受け入れられることになりました。また大規模な予防接種キャンペーンが実施されたことによってたくさんの地域にわたって多くの病気の発病が激減したというように評価されています。

 

予防接種の目的を大まかに言えうと抗原によって免疫系の準備を整えることによって、伝染病への防護となる人為的な免疫誘発が起こるということです。感染性の病原体を使って免疫反応を刺激するといった方法は免疫処置と呼ばれています。予防接種の中には複数の免疫源を接種するものもあります。そして接種方法もいくつか存在しています。現代では予防接種が当たり前でしたが、初めて試みた場合に色々な壁などもあったのではないかと思います。

予防接種に使用されるワクチンの種類には一体どのようなものがあるのでしょうか。まずは不活性化ワクチンについてご紹介したいと思います。不活性化ワクチンは、培養したウイルスを、熱やホルムアルデヒドで殺したものを使っています。ウイルスは破壊されており繁殖することはできませんが、ウイルスのカプシドタンパク質はあまり損傷されていないので免疫系に認識されます。

 

そして、その反応を引き起こすためには十分なもののようです。処理が適切であれば、ワクチンに毒性はないとされています。しかし、不活性化が適切に処理されていなければ、ウイルスが手つかずで残っているため毒性を発揮する場合もあります。適切に作られたワクチンでは繁殖が行われないので、免疫反応を強化するには定期的な追加免疫のための接種が望ましいとされています。

 

次に生ワクチンです。生ワクチンは毒性を十分に弱めた、生きたウイルスを接種します。ウイルスは繁殖するが、その速度は遅いとされてます。接種した後も繁殖しており抗原として存在し続けるので追加免疫はあまり必要ないとされています。このワクチンの場合は、組織培養によって毒性の少ない種類のウイルスを残すことになったり遺伝子の突然変異を誘発することになったり毒性を発揮する特定遺伝子を除去することで作られることになります。

 

主にこのワクチンには毒性が再発するリスクがあるのですが、特定遺伝子の除去は比較的このリスクが少ないとされています。また免疫不全状態の人には使えないといった点もあげられます。最後にサブユニットワクチンについて次のとおりご紹介したいと思います。このワクチンは免疫系に示す抗原としてウイルス性物質を接種しないものです。

 

ウイルス中の特定のタンパク質を分離して接種するといった方法があります。この方式のデメリットは、分離したタンパク質が変質する可能性があることです。その場合にはウイルスに対応するものとは別の抗体が作られてしまいます。他のサブユニットワクチンには組み替え型ワクチンがあり、これは対象となるウイルスのタンパク質遺伝子を別のウイルスに注入するといった方法です。この第二のウイルスはタンパク質情報を発現してしまいますが、病気のリスクはありません。

ヒトに対する予防接種にはどのような歴史があるのでしょうか。予防接種の先駆けは、紀元前200年ごろだとされています。古代中国で行われていたそうです。これは驚きですよね。学者のオーレ・ロン(Ole Lund)はこのように記しています。「文書上の予防接種の例で最も古いものは17世紀のインドおよび中国のものである、天然痘に感染した人のかさぶたを用いて粉末状にしたものを病気の予防に対して使用した、といった例です。

 

昔、天然痘は世界共通の病気でした。そして、天然痘に感染した人の20%から30%は死亡していたそうです。天然痘は、18世紀ヨーロッパの数カ国において、死因の8%から20%を占めておりました。予防接種の習慣は紀元前1000年のインドに起源をもつと考えられています。アーユルヴェーダの教本、サクテーヤ・グランサム(Sact'eya Grantham)には、予防接種についての記述があったそうです。

 

これは、フランスの学者アンリ・マリ・ユッソン(Henri Marie Husson)によって、Dictionaire des sciences me`dicales誌中に報告されています。ネトリーの病理学教授であるアルムロス・ライト(en:Almroth Wright)は、ネトリー病院のプロフェッショナルを率いて実験を行っており、後世における予防接種の形態を作りあげました。そして彼の実験結果は、ヨーロッパでさらなる予防接種の発展へと繋がりました。

予防接種の義務化についてご紹介したいと思います。天然痘の予防接種を呼びかけるためのポスターなどもその当時には作成されたようです。病気が蔓延するリスクを避けるために、様々な時代ごとに国や機関など、それぞれのものが全ての人々に対して予防接種を義務化するための法律を作ってきました。例えば、1853年の法律をみてみましょう。

 

イングランド・ウェールズ全国では、天然痘予防接種を義務化しており、これに従わなかった人たちからは罰金を徴収しましたた。現在では、アメリカの州共通の予防接種法においては、就学の前に公的予防接種を受けることを義務づけています。その他にもほとんどの国では同じように強制的な予防接種を行っています。日本でも赤ちゃんが産まれると予防接種についての案内などをもらっていると思います。

 

19世紀から始った初期の予防接種以来から、予防接種の法律化は様々な団体からの反発を引き起こしました。このような団体は包括的に予防接種反対論者(anti-vaccinationist)と呼ばれました。そして倫理的にも政治的にも、また衛生的、宗教的というような色々な観点から予防接種に反対しています。よく見られる意見としては、「強制的な予防接種が個人の問題に対する過度の干渉にあたる」というものがあります。また「推奨されている予防接種の安全性が不十分である」といったものがあります。現代の予防接種法においては、免疫不全の人々やワクチンへのアレルギーを持つ人々、そして強固に反対する人たちへの例外措置を設けています。

予防接種の種類についてご紹介したいと思います。予防接種の任意接種とは希望者が各自、医療機関で受けるものです。そして接種費用は、全額自己負担となってしまいます。予防接種によって健康被害が発生した場合には医薬品副作用被害救済基金法による救済制度というものがあります。たとえば流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、水痘(みずぼうそう)、Hib、A型肝炎、B型肝炎、肺炎球菌、狂犬病、ワイル病秋やみなどの他にも定期接種の対象年齢層以外に対する1類疾病、そして2類疾病も任意接種となります。

 

定期接種とは予防接種法に基づいて接種されることになります。対象年齢の接種費用には自治体により公費の助成が行われています。1類疾病については地方公共団体の多くで無償としています。しかし、中には有償とする地方公共団体も存在しています。そして予防接種により健康被害が発生したような場合には、予防接種法第11条による救済制度というものがあります。

 

1類疾病とは接種対象者、もしくはその保護者等に接種の努力義務が課されているそうです。ジフテリア・百日咳・破傷風(3種混合ワクチン,DPT)、麻疹(はしか)、風疹(三日はしか)、日本脳炎、ポリオ(急性灰白髄炎)、結核(BCG)などが対象となります。2類疾病とは接種の努力義務が課されないもので65歳以上、もしくは60歳以上65歳未満で心臓や腎臓、また呼吸器に重い障害のある人やAIDSなどに罹患しており免疫力が低下している人の場合やインフルエンザワクチンなどが対象となります。

予防接種のワクチンの種類には生ワクチンと不活化ワクチンなどがあります。生ワクチンは生きた病原体の毒性を弱めたものです。たとえば麻疹や風疹、ポリオ、BCGなどが該当します。ただ、生の病原体を入れるために接種した病原体により軽い症状の副反応が出ることがあります。つぎに不活化ワクチンについてですがどのようなものなのでしょうか。

 

不活化ワクチンは死んでしまい毒性を失った病原体の成分のみのものです。たとえば百日咳や日本脳炎、インフルエンザなどが当てはまります。ワクチン自体の効果は弱いため、何度かの接種が必要になることが多いとされています。次にトキソイドについてご紹介したいと思います。トキソイドは菌が発生する毒素を取り出してからさらに無毒化したものです。

 

トキソイドはジフテリア・破傷風などが該当します。トキソイドの場合は、やはり不活化ワクチンと同じようにワクチンの効果は弱いので何度か接種することが必要となることが多いそうです。予防接種を受けるときには注意事項などもありますし、副反応についての説明などもありますのでよく確認してから予防接種を受けるようしたほうが良いでしょう。

予防接種の注意事項についてご紹介したいと思います。予防接種の実施規則によれば明らかな発熱を呈しているものや重篤な急性疾患にかかっていることが明らかなもの、当該疾病に係っている予防接種の接種液の成分によるアレルギーやアナフィラキシーが検査で明らかになっているものは不適当と判断されますので接種することができません。

 

また、妊娠しているものに関しては、急性灰白髄炎や麻疹及び風疹にかかわる予防接種はできないことになっています。他にも心臓血管系疾患や腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患また発育障害等の基礎疾患を有することが明らかであるもの、前回の予防接種から2日以内に発熱がおこった者、また全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがあるものも相当します。

 

そして過去にけいれんの既往があるものや過去に免疫不全の診断がなされているもの、接種しようとする接種液の成分に対してアレルギーを呈する恐れのあるものなどは医師の判断に基づいて注意をしながら予防接種を受けることが義務付けられています。予防接種を受ける前には問診票で問診が行われることになっています。他にも予防接種を受けるときには間隔なども関係してきますので注意しておきましょう。

インフルエンザが流行っているので心配になるかたも少なくはないと思います。インフルエンザ対策には有効と考えられている、ウイルス増殖を抑えるための薬とワクチンがあります。新型インフルエンザがとても心配だけども予防接種はした方がいいのでしょうか?そして予防接種の費用はどれくらいかかるのでしょうか?また、持病がなくても受けることができるのでしょうか?

 

色々なインフルエンザワクチンの予防接種に関する疑問があると思います。まずは、新型インフルエンザと季節性インフルエンザの違いですが新型インフルエンザも季節性インフルエンザも、出る症状はとてもよく似ています。インフルエンザウイルスは主に気道上皮に感染します。そして咳や鼻、唾液を介してヒトからヒトにうつります。

 

主な症状としては、つぎの通りです。突然の38℃以上の発熱、そして咳やくしゃみ、頭痛、関節痛、全身倦怠感です。新型インフルエンザが季節性インフルエンザと大きく異なる点は、ヒトに抗体が無いので感染力が強くて、大流行を起こす恐れがあるということです。症状としては不明な部分も多いようなのですが、新型インフルエンザウイルスに対する予防法として、ワクチンがあります。

インフルエンザの予防法についてご紹介したいと思います。マスクは口と鼻をある程度はガードすることができます。けっしてパーフェクトではありませんが、ウイルスの侵入を最小限に抑えらることができます。また、咳や唾液の飛散を防ぐことができますので自分がウイルスを持っていた場合には感染拡大を予防することができます。

 

手洗いとうがいと合わせていけば感染を防ぐためには有効な方法だといえます。さらに、妊婦さんや子供、持病を持っている人などはインフルエンザ感染で重篤化する恐れがあります。そういった人は、あらかじめ予防接種を受けることも検討することができます。インフルエンザワクチンが大量生産できないのはどうしてなのでしょうか?

 

合併症を防ぐために、その予防法として有効なワクチンなのですが、量産するためには難しい事情があるそうです。少し専門的なお話になってしまいますが、インフルエンザワクチンは、日本では鶏卵から作っております。鶏卵でワクチン株のインフルエンザを増殖させていきウイルスを精製濃縮します。そして卵の成分を取り除きます。さらにできたウイルスを分解してから、HA(ヘマグルチニン)というウイルスの成分だけを取り出します。そして体に抗体を作るためのワクチンを作り出しています。

インフルエンザワクチンは鶏卵を使って製造します。そして、製造には数ヶ月以上の時間が必要となります。しかし、鶏卵に頼らない培養細胞を使ったワクチン開発なら、一度に大量のワクチンが製造できます。残念ながら日本ではまだその段階には至っていません。実は、新型インフルエンザの予防接種の効果はまだはっきりとわかっていません。

 

文字通り新しい型のウイルスとなっていますので、従来のインフルエンザと同じような効果があるのかどうかはまだわからない状態です。これから明らかになる部分だといえます。季節性インフルエンザの場合は、ワクチンの効果は100%ではありませんが重症化したり、死亡の防止について一定の効果が確認されています。

 

季節性インフルエンザの場合には、65歳未満の健常者で70〜90%の発病を抑えてくれます。そして、65歳以上の健常高齢者の入院や肺炎を30〜70%は抑えてくれます。施設入所65歳以上の高齢者の死亡は、80%くらいは抑えることができます。ただし、子供では効果が悪くて1歳〜6歳までの子供の発熱を20〜30%程度しか抑えられないそうです。

インフルエンザワクチンを予防接種していたからと言っても、インフルエンザに感染しないわけではありません。インフルエンザワクチンの予防接種は感染防止と流行の阻止の効果については期待できないのです。メリットはあくまでもかかってしまった場合の発症をどれだけ防ぐことができて、症状をどれだけ軽く抑えることができるのかという点です。

 

この点を誤解しないようにしておきましょう。インフルエンザワクチンの予防接種方法についてですが現時点では、13歳以上の場合には新型インフルエンザは2回です。そして、季節性インフルエンザは1回予防接種を行う必要があるといわれています。新型であっても1回の予防接種で効果があるという報告もあります。

 

子どもの場合には、1回の接種量が少なくて抗体ができにくいため、原則として2回の接種が必要となります。1歳未満は0.1mlで1〜6歳未満は0.2ml、6〜13歳未満の場合は0.3mlとなっています。そして、1〜4週の間隔でワクチンの接種をおこないます。できれば抗体を上げるためには、3〜4週空けて接種する方がいいでしょう。

インフルエンザワクチンの安全性について考えてみたいと思います。新型インフルエンザワクチンは、従来の季節性インフルエンザと同じ製法をとっています。そのため、安全性については季節性とほぼ同じ程度だと考えられています。副作用が起こるといわれているのは10000人当たり0.01913人と非常に少ないとされています。

 

そして、副作用の種類としては、39度以上発熱が14.9%と多くみられます。また全身の発疹が10.4%。アナフィラキシーや蕁麻疹、痙攣、脳炎などの重篤な副作用は10%以下だといわれています。一方で、輸入ワクチンの場合は、国内での使用経験のない免疫補助剤と使用経験のない細胞株を用いた細胞培養による製造法が用いられています。しかし、海外では有効性や安全性が報告されています。

 

従来の季節性インフルエンザには、A型/ソ連型(H1N1)やA型/香港型(H3N2)とB型が含まれていました。しかし、新型インフルエンザワクチンの場合はブタ由来のA型(H1N1)のみだとされています。両方にかぶりがないのでこれからの季節にインフルエンザで重症化するのを防ぐためには、季節性と新型インフルエンザの両方を予防接種したほうが良いでしょう。

季節性のワクチンにはA型/ソ連型(H1N1)が入っています。しかし、新型のブタ由来のA型(H1N1)には効果がないとされています。現在では、新型の場合は抗体を持っているヒトがとても少ないため、3〜8週間あけて2回接種することが推奨されているそうです。この新型ワクチンは国内生産では1400万〜1700万分しか確保できないと言われていました。

 

しかし、来年3月までに2700万人に上方へと修正されました。そのため、限られたワクチンは重症化や死亡の阻止には効果がありますから、重症化しやすいヒトから優先されることになると思います。厚生労働省の計画では、インフルエンザワクチン接種の優先順位が定められています。まずは、救急隊員を含む医療従事者です。

 

そして、妊婦・基礎疾患を有するもの、子供(1歳から就学前)、1歳未満の子供のもつ両親、小中高校生、65歳以上の高齢者、また小学校の低学年も優先されるようです。合計で5400万人のかたがワクチンの対象となりま。基礎疾患とは、喘息などの呼吸器疾患や狭心症などの心疾患、慢性腎炎や透析を行っている人などです。

インフルエンザワクチンの費用についてご紹介したいと思います。インフルエンザワクチンを摂取することは自費診療となりますので、医療機関によっても異なります。従来の季節性インフルエンザでは1回2000円〜4000円くらいでした。2回の場合は割安にしている医療機関もあります。また住んでいる自治体によっては補助を出しています。

 

そのため自治体や自治体のホームページで確認しておいたほうが良いでしょう。新型インフルエンザの場合は、2回の接種費用として1回目が3600円、2回目が2550円と決まったそうです。インフルエンザワクチンを接種できる医療機関についてですが、従来の季節性なら大抵の小児科・内科の医療機関でできますが前もって確認しておいたほうが良いでしょう。

 

例えば、皮膚科や眼科などの医療機関では、予防接種を行っていないことが多いです。一方、新型インフルエンザの場合は医療機関を限定する動きがみられます。詳しくは厚生労働省新型インフルエンザ対策関連情報で確認しておきましょう。流行状況は、国立感染症研究所感染症情報センターパンデミック(大流行)(H1N1)2009で確認することができますので、住んでいる地域での流行状況を見ておいたほうが良いでしょう。

予防接種って、何のために受けるのでしょうか? 予防接種の目的は、さまざまな感染症を予防するということです。赤ちゃんは生後3〜6カ月くらいを過ぎると、妊娠中のお母さんからもらった抵抗力(免疫)が自然に失われていきます。そのため、赤ちゃんが自分で免疫を作って、病気を予防できるようにしなければなりません。そこで役立つのが予防接種なのです。

 

予防接種は、感染症の原因となるウイルスや細菌からワクチンを作ってそれを接種します。人はウイルスや細菌におかされると、体の中に免疫ができるとされています。そして、その病原体に感染した記憶が体に残りますので、多くの場合には一生その病気にかからないですむか、かかったとしても軽い症状ですむようになります。予防接種は、この仕組みを利用しているのです。

 

また、感染症は人から人へ伝染する病気なので病気が大流行するのをくい止めるためにも、予防接種は重要な役割を果たしているのです。いまの法律では、予防接種はどうしても受けなければいけないということにはなっていません。受けるか受けないかは、親が決めることになっています。予防接種の役割たメリット、デメリットをよく理解したうえで、赤ちゃんを病気から守るためにはどうするのが一番よいか判断したほうがよいでしょう。

予防接種には定期接種と任意接種というものがあります。「定期接種」とは、一定の年齢になったら受けたほうが望ましいと法律で定められている予防接種のことです。定期摂取には三種混合(ジフテリア、百日ぜき、破傷風)、BCG、ポリオ、はしか・風疹混合などがあります。これらの感染症は、とても感染力が強いため万が一赤ちゃんがかかってしまうと重症になることが多いのです。それらを予防する必要性は高いものだといえるでしょう。

 

また、予防接種以外に有効な予防方法や治療方法などがないのです。費用については、公費の補助を受けることができますので接種が定められている年齢の期間内であれば、無料で受けることができます。しかし、お住まいの自治体によっては有料の場合もあります。「任意接種」は、赤ちゃんの周りの環境や家族の状況などを考えて受けるかどうかを保護者が任意に選択する予防接種のことです。

 

たとえばおたふくかぜや水ぼうそう、インフルエンザ、B型肝炎などが対象になります。これらの病気は、普通はかかっても軽い症状などですむものがほとんどです。希望者だけが個人的に病院などに行き予防接種を受けます。「任意摂取」は保険がきかないため費用は自己負担になります。これらの2種以外にも「特別措置の摂取」として、日本脳炎があります。

予防接種には集団接種と個別接種というものがあります。集団接種では、市区町村などがスケジュールを組んでいきます。そして公民館や保健所などの会場でおこないます。これは決められた日の決められた時間に、おおぜいの赤ちゃんを集めて予防接種をするといった方法です。個別接種は、それぞれが都合のよいときに病院などに行き接種する方法です。スケジュールを自分で組まなければならないということは、お母さんにとっては頭が痛いことかもしれません。しかし、赤ちゃんの体調がよいときを選んで受けることができるというメリットもあります。

 

また、予防接種に対する不安や疑問なおについても、赤ちゃんの普段からの様子や体質をよく知っているかかりつけの医師とあらかじめ相談してから接種することができます。最近では、赤ちゃんがベストのコンディションのときに予防接種を受けられるようにしたいとの考えのもと、個別接種がすすめられるようになってきています。しかし、ポリオやBCGは免疫の壁から地域を守るという集団防衛の考えがありますので、現在でも集団接種で実施される地域が多いそうです。予防接種においては副反応がある場合もあります。

 

この副反応は、ワクチンを接種したことによって体に生じる不都合な反応のことを指しています。病原体を弱めているものとはいえ、ワクチンを接種するということは、一度軽めにその病気にかかるのと同様です。そのため、何かしらの反応が起こるのも不思議なことではありません。副反応が起こることそのものよりも、むしろ、反応の程度や頻度などが問題になるのです。

予防接種で赤ちゃんを病気から守ってあげましょう。赤ちゃんを連れて病院までいくということはとても大変なことですよね。予防接種をした後に赤ちゃんに大泣きされたり、せっかく来ても熱があって接種できなかったりすることもあります。お母さんは苦労の連続です。そのため予防接種を敬遠するお母さんもいるのです。

 

しかしも、予防接種は赤ちゃんを病気から守るための大切な手段なのです。予防接種を受けずにいれば、将来その病気にかかることがあるかもしれません。ひどいときには合併症を引き起こしてしまい重い障害を負ったり、最悪の場合は命を落とすこともあります。また、周りの人に病気をうつすことによtって社会全体に迷惑をかけることもありえます。

 

副反応について心配するお母さんもいますが、ひどい副反応が出る確率と接種しないで病気にかかる確率とを比べたら、予防接種を受けたほうがはるかにリスクは少ないのです。また、かかりつけ医で受ければ、万が一のときであっても普段のお子さんの状態を踏まえて対応してもらうこともできます。赤ちゃんのためにもそして社会のためにも、かかりつけの病院で予防接種を受けるようにしましょう。

日本脳炎とは、一体どのような病気なのでしょうか。そrへあ日本脳炎ウイルスの感染によっておこる中枢神経(脳や脊髄など)の疾患で、ヒトからヒトへの感染はなくて、ブタなどの動物の体内でウイルスが増殖されてから後、そのブタを刺したコガタアカイエカなど水田等に発生する蚊の一種がヒトを刺すことによって感染してしまいます。

 

日本脳炎は東アジアや南アジアにかけて広く分布する病気です。日本脳炎の症状はどのようなものかというと、ウイルスを持つ蚊に刺されてしまい、感染したあとも症状なく経過する(不顕性感染)場合がほとんどです。しかし、過去には、100人から1000人の感染者の中で1人が発病するというように報告されています。

 

症状が出る場合は、6〜16日間の潜伏期間を経た後に、数日間の高熱や頭痛、嘔吐などで発病してしまい引き続き急激に光への過敏症になったり意識障害やけいれん等の中枢神経系障害(脳の障害)を生じることにあんります。大くの方は、無症状に終わるようですが、脳炎を発症した場合には20〜40%が死亡に至る病気といわれています。そして幼少児や高齢者の場合は死亡の危険は大きくなっています。

日本脳炎の予防接種は最近では、受けないという選択をするかたもでてきています。日本脳炎は、国内でどのくらい発生しているのでしょうか。近年においては日本脳炎の患者は年間数名のようです。そして、おもに中高齢者が発症しているようです。 しかし、平成18年9月に熊本県において、小児(3歳児)での発生が報告されました。

 

そして、平成19年3月には広島県(発病は平成18年で推定感染地域は茨城県)において、19歳での発生が報告されています。日本脳炎の発生は地域によって大きく異なるという話があります。それは本当のことでしょうか。まず、発生状況は地域によって、大きく異なるようです。過去10年間(平成11年から平成20年10月)に58件の発症があったそうです。

 

そのうち大部分は、九州・沖縄地方(38%)及び中国・四国地方(40%)で発症しています。北海道(0件)、東北(0件)、関東(3件)甲信越(2件)地方における発症は非常にまれだということです。詳しい地域別の情報については、国立感染症研究所感染症情報センターのホームページをみてみると確認することができます。