インフルエンザワクチンについて

インフルエンザワクチンは鶏卵を使って製造します。そして、製造には数ヶ月以上の時間が必要となります。しかし、鶏卵に頼らない培養細胞を使ったワクチン開発なら、一度に大量のワクチンが製造できます。残念ながら日本ではまだその段階には至っていません。実は、新型インフルエンザの予防接種の効果はまだはっきりとわかっていません。

 

文字通り新しい型のウイルスとなっていますので、従来のインフルエンザと同じような効果があるのかどうかはまだわからない状態です。これから明らかになる部分だといえます。季節性インフルエンザの場合は、ワクチンの効果は100%ではありませんが重症化したり、死亡の防止について一定の効果が確認されています。

 

季節性インフルエンザの場合には、65歳未満の健常者で70〜90%の発病を抑えてくれます。そして、65歳以上の健常高齢者の入院や肺炎を30〜70%は抑えてくれます。施設入所65歳以上の高齢者の死亡は、80%くらいは抑えることができます。ただし、子供では効果が悪くて1歳〜6歳までの子供の発熱を20〜30%程度しか抑えられないそうです。